こんばんは、トーコです。
今日は、田村耕太郎の「頭に来てもアホとは戦うな!」です。
頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
■あらすじ
ところで、あなたは怒りや悩み、他人の目を気にしすぎていませんか。
それらはあなた自身の時間を結構奪うものです。
これらにめげず、負けず、自分のパフォーマンスを最大化するにはどうすればいいのかが詰まっています。
■作品を読んで
ちなみにですが、なぜかこの本ドラマ化するそうです。
ドラマにするほどの本だったか、はてほかにドラマにできそうなものがあるのでは、と思うのですが。世の中はこういう話が欲しいのでしょう。
おススメシュチュエーションは、本気で「こいつアホやな」というやつとけんかする寸前に読むといいです。
けんかそのものを思いとどまらせてくれます。そもそもアホと戦うほど暇でもないし、不毛なことはありません。再確認させてくれます。
冒頭でこの本がドラマ化されることを書きました。
おそらく多くの人(特にこの本を手に取る人)がよくわからない理解不能なアホと戦うシュチュエーションがさぞかし多いのでしょう。共感できる内容はたくさんあります。
その共感できっとドラマ化しても視聴率が稼げるとテレビ局は判断したのでしょうね…。
この作品はまずアホと戦うことの不毛さを説きます。まあ、無駄だと。
その次に、耐えて耐えて耐えぬいた人が最後に勝者になり、カッとなったらいかに怒りを抑えるかを説きます。
そうはいってもアホと戦うとどんな目に遭うのか、1度戦うことをおススメされます。
多分気が付くと思います。本当に自分の感情も時間も無駄だということに。
それから、ちょっと矛盾するような話も出てきます。なんと人たらしになれといきなり説きます。
はい?、と思う方も多いと思います。キーパーソンに見事に気に入られてしまえばこっちのもの。そのための念入りなリサーチ等の準備は怠るなかれ、とのこと。
あとは志を持って、業務にあたること。必ず誰かが味方してくれます。これは本当。
最後は、他人の目を気にせず、自分を生きること。
結構他人の目を気にしすぎて動けない人もたくさんいます。どうか、他人の人生を生きないで。
常に淡々と、楽天的で。どうかアホとは戦わずに、自分と戦ってください。きっともっと楽になると思います。
トーコも一喜一憂する性格なので、淡々といられるよう頑張りたいものです。
もし、今やりたいことが見つからない人も、今目の前にあることをしっかり頑張って結果を出してください。今目の前にあることは、無意識に自分が選択したやりたいことである可能性が高いのだそうです。
トーコも仕事で毎年人事評価の際におやじ共に訊かれます。「で、何を専門としたいの?」
トーコ「ないです…。」
目の前にある中でやりたいことを見つけられたらいいなと思います。
■最後に
なかなかタイトルにインパクトがありますが、至極まっとうなビジネス書です。
世の中たくさんのアホがいますが、どうか正面から戦わないでください。
戦うなら自分と戦いましょう。そして自分をよくさせちゃいましょう。