こんばんわ、トーコです。
今日は、泉正人の「お金原論」です。
■あらすじ
お金っていったいどういうものだろう、という問いに向き合い、自分の人生をより豊かにするにはどうすればいいのか。
そのために必要な知識が書かれている本です。
■作品を読んで
巷にはお金をためたり、増やしたりする方法が書かれている本がたくさんありますし、よく見ます。
6,7年前にはマネー本がそんなに多くなかったような気がしますが、それだけ皆さん知りたいのでしょうね。
トーコも以前にこんな本を紹介しています。
72.「はじめての人のための3000円投資生活」良かったらどうぞ。
この本の凄いところは、お金とはそもそも何ぞやというところからスタートするところです。
まず最初は、信用についてです。お金の世界における信用について説明します。
お金とは、信用を見える形にしたものです。また、仕事で結果を残せば信用が上がり、必ず給料は上がります。
給料が低いと嘆く前に、給料を上げるにはどうすればいいのかを冷静に考えましょう。
また、お金を使うことはその人を写す鏡でもあります。うん、トーコも無駄使いが多いから気を付けたいところ…。
それから、お金には、交換、尺度、価値貯蔵の機能があります。これは義務教育のうちに習います。ここからスタートし、歴史を紐解きます。
そんな本なかなかない。歴史を紐解いた後、お金を持っていて幸せな人は、お金では買えない豊かさを得るために、道具としてお金を活用していると主張します。
まあ、確かにその通りです。お金はあってもうまく使えない人、1000万円あっても不安ですという方もいらっしゃいますし。
では、どうすればお金を持っていてかつ豊かさを手に入れるにはどうすればいいのか。
そのために必要なお金の7つの教養について説明します。ここは割愛します。読んでみましょう。
最後にお金の教養にはSTAGEがあるとしています。この本で言うお金の教養のSTAGEはどこか、簡単なテストが付いています。
意外と自分のSTAGEが低いことに愕然とする方もいらっしゃるかもしれません。
でも、落ち込む必要はありません。少しずつでいいから改善する方向に向かえばいいので。
人生は長いので、老後の資金だって少しずつ貯めることができるかもしれません。
そうこうしているうちに、お金のSTAGEが変わっていくこともできます。
■最後に
お金に対して根源的なところから解説してくれ、考え方を変えることができます。
将来に向けての資金計画もきっと立てやすいでしょう。
お金に対して障害を取り除くことができるかもしれません。