ある読書好きの女子が綴るブック記録

このサイトは年間100冊の本を読む本の虫の女子がこれから読書をしたい人向けに役に立つ情報を提供できればなと思い、発信しているブログです。

ノンフィクション 新書 社会

【知らない世界を知る本】 24.『暗闇から世界が変わる ダイアローグ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦』著:志村真介

投稿日:4月 19, 2017 更新日:

こんばんは、トーコです。

今日は、志村真介の『暗闇から世界が変わる ダイアローグ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦』という本です。

暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦 (講談社現代新書)

 

■あらすじ

ダイアローグ・イン・ザ・ダークとは、何人かが集まって1つのチームとなり、チームごとに暗闇の中でアテンドというガイドの案内を受けながら、中にある障害物やらを体験して、終わったら感想とかを発表し、共有するワークショップのことです。

あまり知られていませんが、この取り組みは企業の研修でも採用されているそうです。

著者はダイアローグ・イン・ザ・ダークを運営しています。

現在、東京の渋谷付近で常設の会場を設けています。なので、いつでも体験することは可能です。

この本では、ダイアローグ・イン・ザ・ダークの仕組みや日本で開催されるまでの道のり等が著者の言葉で丁寧に書かれています。

 

■作品を読んで

感想を述べる前に、まずダイアログ・イン・ザ・ダークというイベントがあることを初めて知りました。

この本を読んで、ダイアローグ・イン・ザ・ダークは新しい体験だなあと思いました。

ガイド役のアテンドは視覚障がい者の方が務めるので、彼らにとっても体験する人々も普段の生活とは立場が変わります。

ある意味、福祉政策的にいいなあと思いました。まさに互いを助けている。

暗闇の中で人は様々な感想を抱くようです。いかに視覚に頼っていたかを思い知らされます。

なかなかのかなりユニークな体験ができます。

 

■最後に

著者は、日本って障がい者の立場がなんとなく対等ではないと指摘していました。昔からその点について疑問だったので、とても納得できました。

また、ダイアローグ・イン・ザ・ダークの体験は本を読んでいても興味をそそります。

本を読んで追体験もいいのですが、実際に体験するともっとおもしろいだろうなと思いました。

 

-ノンフィクション, 新書, 社会

執筆者:


comment

関連記事

【憧れを実行する】319.『野心のすすめ』著:林真理子

こんばんわ、トーコです。 今日は、林真理子の『野心のすすめ』です。 野心のすすめ (講談社現代新書)   ■あらすじ 最近の若者はいまのままで満足している人が多いのではないか。そりゃ、だって …

【いつものきほん】446.『新100のきほん』著:松浦弥太郎

こんばんわ、トーコです。 今日は、松浦弥太郎の『新100のきほん』です。   ■あらすじ 突然ですが、あなたの「いつも」は何ですか。どんないつもを大切にしていますか? この作品は、新たに加え …

【知を知る】227.「SDGs入門」著:村上芽・渡辺珠子

こんばんわ、トーコです。 今回は村上芽・渡辺珠子の「SDGs入門」です。 SDGs入門 (日経文庫)   ■あらすじ 2015年の国連サミットで持続可能な開発目標(以下SDGs)が採択されま …

【制度的な矛盾】398.『ジョブ型雇用社会とは何か』著:濱口桂一郎

こんばんわ、トーコです。 今日は、濱口桂一郎の『ジョブ型雇用社会とは何か』です。   ■あらすじ コロナ渦になってより一層ジョブ型雇用が話題になりました。しかし、著者の目から見てもジョブ型雇 …

【美術の本質】334.『美術の力』著:宮下規久朗

こんばんわ、トーコです。 今日は、宮下規久朗の『美術の力』です。 美術の力~表現の原点を辿る~ (光文です。)   ■あらすじ 初めてイスラエルに旅から津軽の供養人形まで。 あるべき場所で輝 …