ある読書好きの女子が綴るブック記録

このサイトは年間100冊の本を読む本の虫の女子がこれから読書をしたい人向けに役に立つ情報を提供できればなと思い、発信しているブログです。

小説

18.「服従」著:ミシェル・ウエルベック

投稿日:

Pocket
[`evernote` not found]

こんばんわ、トーコです。
今日2冊目はミシェル・ウエルベックの「服従」です。
服従 -
服従 –
■あらすじ
この作品では、2022年のフランスはイスラム教の国になります。
そんなとき生きる目的に意味をあんまり見いだせていない冴えない大学教授の男はどう行動するのかを描いた本。
結局物語のラストでこの男はイスラム教に何かを見たらしく、ちょうどイスラム教に改宗すれば大学教授に復職することができるので改宗することになりますが。
■作品を読んで
イスラム教の国に仮になった場合、かなり世界が変わってしまうし、価値観すら変わってしまう。
服従することが幸福には必要だと説くルディジェ教授の言うことはごもっともな気がします。
私たちも知らず知らず無意識のうちに服従しているからだと思います。
■最後に
フランスがイスラム教の国になるの…と思いますが、かなりリアリティのある描写だなと感じました。
それまで信じていた価値観がすべてひっくり返るので、日本人ではないので本当にキリスト教を信じていた人がイスラム教を信じるという作業は受け入れがたいと思います。
未来に日本も同じ運命になっていたらどうしようか、と起こりそうで起こらない未来について考えこんでしまう本です。

Pocket
[`evernote` not found]

-小説

執筆者:


comment

関連記事

【危なっかしい年頃】85.『午後の曳航』著:三島由紀夫

こんにちは、トーコです。 今日は三島由紀夫の『午後の曳航』です。 午後の曳航 (新潮文庫)   ■あらすじ 14歳になろうとしている登は母と平穏に暮らしていたが、登はある日母と船乗りの竜二の …

【叫びの物語】225.『ⅰ(アイ)』著:西加奈子

こんばんわ、トーコです。 今日は、西加奈子の『ⅰ(アイ)』です。 i (ポプラ文庫)   ■あらすじ 高校生のワイルド曽田アイは、数学の時間に「この世界にアイは存在しません。」ということを聞 …

no image

【日本のシンデレラ】63.『おちくぼ姫』著:田辺聖子

こんばんわ、トーコです。 今日は、田辺聖子の『おちくぼ姫』です。   おちくぼ姫 (角川文庫)   ■あらすじ 昔々、美しいお姫様が継母にいじめられて召使のようにこき使われていました。 お姫 …

【素敵な続編】206.『キラキラ共和国』著:小川糸

こんばんわ、トーコです。 今日は、小川糸の『キラキラ共和国』です。 キラキラ共和国 (幻冬舎文庫)   ■あらすじ 鎌倉で文具店兼代書屋を行う鳩子の元には、さまざまな境遇の人からの代書の依頼 …

no image

【不思議なラブストーリー】83.「スプートニクの恋人」著:村上春樹

こんばんわ、トーコです。 今日は村上春樹の「スプートニクの恋人」です。 スプートニクの恋人 (講談社文庫)   ■あらすじ 小学校の先生をしているぼくには、1人の大切な友人がいる。 すみれと …