ある読書好きの女子が綴るブック記録

このサイトは年間100冊の本を読む本の虫の女子がこれから読書をしたい人向けに役に立つ情報を提供できればなと思い、発信しているブログです。

ビジネス書 働き方 実用書

【将来のこと】247.「あたらしい働き方」著:本田直之

投稿日:7月 12, 2020 更新日:

こんばんわ、トーコです。

今日は、本田直之の「あたらしい働き方」です。

あたらしい働き方

 

■あらすじ

あたらしい働き方って何だろう。でも、ラクして労働時間を短くさせるのとは違うよね。

あたらしい働き方をするためには、相応の能力やスキル、考え方を学ばないといけません。

さて、一体どうすればいいのでしょう。

 

■作品を読んで

この作品が世に出たのが、2013年だったようです。ちょうど「ワーク・シフト」と同時期に出版されていたようです。

「ワーク・シフト」は以前にも紹介していますので、よかったらどうぞ。

52.「ワーク・シフト」著:リンダ・グラットン

「ワーク・シフト」が実行要素も書かれていますが、どちらかというと概念的なものの方が多い気がします。

とはいえ、当時はそんな世の中がくるのか、とにわかに信じられない想いでしたが。

そんなことを思い出しながら読み進めました。

冒頭から、こう述べます。

ラクチンで労働時間が短くて、気ままに働くことを求めて、こうしたあたらしい働き方に向かおうとしても、まず無理。

…あたらしい働き方を手に入れるには、相応のスキル、考え方が求められるからです。

日本人って、権利としての自由の本当の意味を分かっていない気がします。まあ、トーコもそうでしょうね、きっと。

自由を得るためにはそれと引き換えの何かがありまして、その引き換えとなる何かをきちんと持ってないといけません。その引き換えの必要性がわかっていない。

あたらしい働き方を得るための引き換えが必要なのだ、ということをのっけからきちんと示しています。

その通りといえばその通りですが、一般にビジネス書の類は等価交換的なことを書いてる本は少ないので、きちんとしているな、と思いました。

すみません、ここまででまだ冒頭12ページ分しか話していません。

実はですが、作品を手に取っていただけるとわかるのですが、表紙を開くと会社選びの基準と必要となるスキルが一覧表になっているペーパーがあるのです。

それを見てしまえば一目瞭然なのです。もはや具体的な解説はいらないレベルなのです。

ただ、読んでいて思ったことは、テレワークがいいと思う方はこの作品で伝えたいことが理解できる気がします。

本質的にはテレワーク時代に求められるスキルが示されているからです。一例を挙げますよ。

自ら考え行動する、時間効率がハイレベル、行動する、不確実性を楽しむ、自分自身をよく理解する能力、常に進化し続けられる能力、などなど。

17のスキルのうち6個上げました。これは高レベルで該当するものなので、基本的にはすべて当てはまります。

なんだか、皮肉なことにコロナのおかげで働き方の概念が一変しましたね。

この7年間、世の中はこう変わるとずっと提唱されていたことが一気に進んだ気がします。

トーコの会社の社長が言ってましたが、「お上の言うことはみんな従うから変わる」、と。まさにその通りになりました。

逆を言えば、この考え方に残念ながらついていけない方は淘汰されるのでしょうね。会社に。

会社にぶら下がっていれば給料が上がるなんて調子のよいことを言ってられない時代がもうすぐそこまで来てるのでしょうね。

なんか、急激に時代が追いついたようですね。まあ、よかった、よかった。

 

■最後に

ふと手に取った本ですが、なんとなく惹かれた理由がよくわかりました。

世の中が急激に変わり、求められるスキルが変化しました。けど、もともと働き方改革が始まり、少しずつ求められるスキルが変わっていたのも事実です。

合う人合わない人様々な方がいらっしゃるかと思いますが、今読んでみる価値はありますよ。

 

-ビジネス書, 働き方, 実用書,

執筆者:


comment

関連記事

【封じられた恋】470.『向田邦子の恋文』著:向田和子

こんばんは、トーコです。 今日は、向田和子の『向田邦子の恋文』です。   ■あらすじ 向田邦子には恋人はいないとされていました。 が実は恋人はいました。脚本家としての仕事が軌道に乗り始め徹夜続きの日々 …

no image

【友達っていいな】58.「トットのマイ・フレンズ」著:黒柳徹子

こんばんわ、トーコです。 今日は、黒柳徹子の「トットのマイ・フレンズ」です。 トットのマイ・フレンズ (新潮文庫)   ■あらすじ この本は徹子さんの友人たちについて書かれた本です。 この作品には12 …

【就活生のその後】179.『何様』著:朝井リョウ

こんばんわ、トーコです。 今日は、朝井リョウの『何様』です。 何様 (新潮文庫)   ■あらすじ 「何者」で出てきたあの登場人物は、今どうしているのだろう。 あの登場人物の過去は、出会いは、 …

no image

【不思議な本】30.「ベロニカは死ぬことにした」著:パウロ・コエーリョ

こんばんわ、トーコです。 今日はパウロ・コエーリョの「ベロニカは死ぬことにした」です。 ベロニカは死ぬことにした (角川文庫) ■あらすじ ベロニカは若くて美しく、恋人も家族も仕事もあってどこからどう …

【圧巻の音楽小説】363.『蜜蜂と遠雷』著:恩田陸

こんばんわ、トーコです。 今日は、恩田陸の『蜜蜂と遠雷』です。   ■あらすじ 3年に一度開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。 ピアノがない風間塵、天才少女として名をはせるも母親の死以降表 …