ある読書好きの女子が綴るブック記録

このサイトは年間100冊の本を読む本の虫の女子がこれから読書をしたい人向けに役に立つ情報を提供できればなと思い、発信しているブログです。

エッセイ 実用書

【禅の教え】167.「心が疲れたらお粥を食べなさい」著:吉村昇洋

投稿日:5月 5, 2019 更新日:

こんばんわ、トーコです。

今日は、吉村昇洋の「心が疲れたらお粥を食べなさい」です。

心が疲れたらお粥を食べなさい。 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え

 

■あらすじ

病気などで食欲がなく、何も食べたくないときにふと浮かんでくるのが、お粥。

お粥はそんな位置付けかもしれません。

この作品は著者が寺での修行時代に学んだことを中心に綴っています。

 

■作品を読んで

なかなかなタイトルです。さぞかし、心が疲れていたのでしょうね、トーコよ。

とはいえ、この本はやってみたい、なんかこれならできそう、というきっかけをくれます。

トーコも思わずやってみたのが、ダシを作ることです。

精進料理の世界では動物性の材料は使わないそうです。なので、ここでは干しシイタケと昆布でダシを取ります。

水だしでダシを取る場合は、水2リットルで昆布60グラムを水に8時間つけるだけ。

なので、夜ご飯用なら、朝出かける前に容器の中に仕込めば、夜美味しい味噌汁が作れます。朝ご飯用なら寝る前に仕込めば、朝ご飯にお粥が楽しめます。

仕事が忙しいと、正直なところご飯を楽にちゃちゃっと済ませたいので、美味しいとか、味付けとかにほとんど気が回りません。

でも、これなら簡単においしいダシが楽しめます。しかも、このダシで味噌汁を作ったら結構おいしかったです。

ホント、これなら忙しくても簡単に、おいしいダシが楽しめるので、幸せな気分になります。

美味しいものが作れて、食べれるのもいいものですよ。自分の人生が豊かになれます。

著者は曹洞宗の僧侶で、実際に曹洞宗の総本山福井の永平寺で実際に修行したそうです。

作品の中には修行時代の話も書かれています。さらっと書いていますが、俗世に生きるトーコには結構すごい話にしか聞こえません…。

でも読んでいくと、確かにそうだね、と思うことも多々あります。

例えば、「いのちを食べる」というセリフ。

1粒の米を食べて生きているのですから、私たちのいのちと同じ価値がある。

なんだか、以前こんな本を紹介しました。140.「いのちの食べかた」

こちらは実体験からのいのち、今回は精神論からみたいのち。どっちの見方も大切です。

修行は結構厳しそうですが、俗世の人間も永平寺の修行体験ができるようです。

やってみたいな、と思い、思わずネットで調べてみました。

営利目的がそんなにないのか、結構お安いです。心が疲れて立ち直ったときくらいに修行に出かけたいものです。

最後に紹介したいのは、食べ終わった直後にお湯で流してしまうということ。

こうすれば洗剤を使わなくとも汚れが落ちます。確かにその通りだ。

シンプルに暮らすヒントあり。

 

■最後に

紹介しきれませんでしたが、ほかにも片付けの極意やなんでお粥を食べるのがいいのかが書かれています。

丁寧な暮らしを送る意味がよく分かります。すごく実践したくなります。

心が疲れた時に思い出したい本です。

 

-エッセイ, 実用書,

執筆者:


comment

関連記事

【美しく生きる】348.『結局、丁寧な暮らしが美人をつくる。』著:松本千登世

こんばんわ、トーコです。 今日は、松本千登世の『結局、丁寧な暮らしが美人をつくる。』です。 結局、丁寧な暮らしが美人をつくる。 今日も「綺麗」を、ひとつ。   ■あらすじ 美人は一体どうやっ …

【旅に行く】421.『飛び立つ季節』著:沢木耕太郎

こんばんわ、トーコです。 今日は、沢木耕太郎の『飛び立つ季節』です。   ■あらすじ この2,3年、私たちは多くの制約がありました。ですが、16歳の時の旅の面影を探したり、壇一雄の墓を訪ねた …

【謎のタイトル】146.「猫と海鞘」著:群ようこ

こんばんは、トーコです。 今日は、群ようこの「猫と海鞘(ほや)」です。 ネコと海鞘 (文春文庫)   ■あらすじ タイトルになかなかのインパクトがあります。「海鞘」という字をパッと見て読める …

【ちょっと考える】345.『「自分らしさ」はいらない』著:松浦弥太郎

こんばんわ、トーコです。 今日は、松浦弥太郎の『「じぶんらしさ」はいらない』です。 「自分らし@」はいらない くらしと仕事、成功のレッスン (集英社文庫)   ■あらすじ 突然ですが、皆さん …

【人間模様】214.『にんげんのおへそ』著:高峰秀子

こんばんわ、トーコです。 今日は、高峰秀子の『にんげんのおへそ』です。 にんげんのおへそ (新潮文庫)   ■あらすじ 女優をやっているとたくさんの人と出会います。有名人から無名の人まで。 …