こんばんわ、トーコです。
今日は、松浦弥太郎の「いつもの毎日。衣食住と仕事」です。
■あらすじ
自分らしさがないことにあるとき気がついた。
そこから、自分を知り、ベーシック探しを始めていきます。
どうすれば心地よく、日々の仕事や暮らしができるのか。探してみましょう。
■作品を読んで
なんというか、非常時だからこそ丁寧に暮らす意味があります。
非常時だからこそ平常時と同じように過ごさないといろんな意味で壊れる気がします。
1度ぶっ壊したものをまた積み上げるという作業は、非常に骨の折れる作業です。
そんなときにこの作品を読んでよかったです。
個人的な意見ですが、トーコは寝間着はありますが、部屋着はありません。
高校時代に合宿をしたときにみなスウェットでいるのを見て若干驚いた記憶があります。
トーコはジャージでいたので。それも学校の。
あー、こういうのを部屋着というのね、と。まあ、みなさん寝間着でもありましたけどね。
今もそうですが、外出後も普通に外出した時の服でいます。
寝る前までは着替えません。面倒だし、そのままいても支障がない。
帰宅してもそのままで、寝る前に着替えるという著者のスタイルを読んでちょっと安心しました。あー、よかったそんな人いたー!
コロナ騒ぎで部屋着が売れてる、なんて言ってましたが、合わない人は合わせなくてもいい。普段通りが1番。
そんなわけで、家で引きこもっている日も自己満足で服の組み合わせを考えて着ています。
個人的には仕事のことの最初の章が1番共感できました。
つねに先手を打って、準備する。
実にシンプル過ぎるのですが、その通り。
最近仕事をして思うのですが、準備しすぎて損をすることはほぼありません。
むしろ、余計かなって思うことを興味本位で調べたおかげか、仕事で客先に訊かれてもすぐに答えることができて、ほっとしたことがあります。
あと、
コントロールされたくないなら、準備をしましょう。
…どんなやり方でもいい、自分なりに「次はこうする、その次はああする」と決めておいたら、自分らしく働いていけます。
とおっしゃってます。
これも激しく同意です。トーコは上司のいうことを100%聞きながら仕事するのが嫌いなので、いかに先手を打って上司を黙らせるかに注力しています。
このやり方をする人間があまりにも会社の中で少なく常に違和感を感じているのですが、勇気にも励みにもなります。ありがとうございます。
というか、こういう考えを実践して自分の仕事をコントロールできるポジションにすれば休みなんて自由にとれるのにね。
偶然ですが、つい最近著者がラジオに出てました。
なんだか、読んでいるエッセイのそのまんまの人だなと思いました。
そこでも言ってました。花を飾ること。いいですよね、花を飾ると心が荒まない気がします。
この作品でも、素敵な花屋さんがある生活について書いてます。
珍しいと言ったら失礼ですが、花束を贈ることが多く、花屋さんによってはイメージ通りのものが出てくるとは限らないのだとか。なるほどね。
でも、コロナの緊急事態宣言が解除するしないの時期だからこそ著者の生の声が聴けて良かったのでした。
■最後に
こんな世の中だからこそ読みたい、見直したい暮らしの基本。
大切なことが絶対に1つは見つかるはず。
心地よくするには、快適にするにはのヒントが詰まっています。
[…] 70.『場所はいつも旅先だった』、238.『いつもの毎日。衣食住と仕事』 […]