こんにちは、トーコです。
今日は池上彰の「学び続ける力」です。
■あらすじ
テレビや雑誌でおなじみの解説のわかりやすさに定評のある池上さんが、学び続けることに対する意味を説いた本です。
池上さんにとっての学ぶこととはいったいどういう意味なのでしょうか。
■作品を読んで
読んで感じたことは、だから池上さんはニュース解説番組ですごくわかりやすい解説ができるんだなと思いました。納得です。
今の時代、おそらく多くの人が「学び続けて知識をどんどんアップデートしていかないとまずいぞ…」と思っているでしょう。
まず、その心はきちんと自分や仕事に向き合っている証拠なのです。
仕事をしていても、基礎がわからない→簡単な書物を読もう、と思ったり、もっと深く調べようと思うことがあると思います。
まずは、「わからない」をなくすことも自分の教養になるのです。
また、池上さんが東工大で実際に教えていたことも一部この本に掲載されています。
なんというか、大学の教授ってここまで丁寧に授業を準備していたのかなと思いました。
こういう狙いで、ここを理解してほしいと授業の中に盛り込んでいるんだなと感心してしまいました。
大学生向けの授業の中で、「批判力」を身に着けようという章がありました。
確かにトーコの周りにも斜に構えてものを見ている人は少なく、空恐ろしい気分になるものです。
斜に構えて引っ掛かりを見つければ、なぜという疑問につながり、さらに調べようと思うものです。
なぜと思い続け、わからないをわかるようにするために本を読んで調べたり、そのテーマにあった教材を使って学ぶことが、学び続ける力につながるのだと思うのでした。
■最後に
以上が池上さんのいう学び続ける力なんだと思います。
ただ、池上さんの勉強量は相当なものです。
量をまねることはできませんが、質の面ではこの本を通して真似できます。
学ぶことは何なのかをつかむことができる本です。
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