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【凄い話】458.『残酷すぎる成功の法則』著:エリック・バーカー

投稿日:5月 15, 2023 更新日:

こんばんわ、トーコです。

今日は、エリック・バーカーの『残酷すぎる成功の法則』です。

 

■あらすじ

突然ですが、あなたは成功するってどういう人物がなると思っていますか。

健康でも、学業の成績も、社交性もかなり疑わしい人も成功者ともいえます。その中身を一緒に見ていきましょう。

 

■作品を読んで

かなり予想はしていましたが、それでも衝撃度の高い作品だな、と思います。なかなかです。成功するってなんだって思います。

というか、まずはここから始まります。

自分が「ふるいにかけられた」タイプと「ふるいにかけられていない」タイプのどちらかに属するかを知り、自分の強みがどこにあるかを理解するだけでも、成功と幸福の達成に向けて、一般の人を大きくリードするといえる。

自分のタイプや強みを理解する。その次は環境です。自分のタイプ、強み、環境を活用できるところに身を置くかで、計り知れないプラスの力を生み出します。

これで仕事の成功に直結します。え、もう終わりって思う方も多い気がしますが、と思ったところで、第1章は終了です。

第2章は、「いい人」は成功するのか?。結論を言うと、

  1. 自分に合った池を選ぶ
  2. まず協調する
  3. 無私無欲は聖人ではなく愚人である
  4. 懸命に働き、そのことを周囲に知ってもらう
  5. 長期的な視点で考え、相手にも長期的視点で考えさせる
  6. 許す

3は、ちゃんと相手に都合よくつけこまれないようにすること、という意味です。相手になめられないようにするのも、また戦略です。

5は、長期的なスパンで物事を考えようということ。付き合う相手を選ぶ場合は、潜在的パートナーが信頼に値するか、もう一つはその相手と再び関わりそうかどうか。こうして人は今後も付き合うべき人間を見極めていきます。

第3章は、「勝者は決して諦めず、切り替えの早い者は勝てないのか」。なんか、すごい章の名前…。

その正体は意外ですが、一筋縄ではいきません。いろいろと複合的に合体しています。

粘り強く取り組みたいことがあるか、楽観主義か、有意義なストーリーを持っているか、生活や仕事にゲームの要素があるか、時間が有限であることをわかっているか、小さな失敗から逃げていないか。

これらの要素がうまく重なり合わさった方が成功に近づきます。

第4章は、「なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか」です。

と言いつつも、友情関係が良好なら交渉等でも優位に、気持ちよくできます。また、友人関係を深めようとすると、もっと多くの情報を得ることができます。

論争をなくして、良い結果だけを得ることができるのは、ちゃんと友好的な話し合いにすればいいです。

友好的な話し合いにするには、①落ち着いて、ゆったりしたペースで話す、②傾聴する、③相手の気持ちにラベルを貼る、④相手に考えさせる です。

わー、今の上司との会話はどれも出来てないぞ…。

さらに言うと、「ありがとうと伝える」ことは科学的に有効なことの1つです。

いかに自分が恵まれているかをあらためて知る、感じることができるし、相手との関係維持にも効果があります。

感謝を目的とした訪問は、自らの幸福感を増すとともに、その過程で他者も幸せにする最も効果的な方法の1つです。

第5章は、「できる」という自信を持つのには効果がある?、です。

ただ、変に自身過剰なのも問題ですよ。当然ですよね。自分を変に大きく見せて、できないのに自信過剰でいざやらせたら全くできないというメッキがはがれる瞬間があると思います。

傲慢にならないよう、気をつけましょうね。

この章のポイントは、

  1. 自分を信じることは素晴らしいが、自分を許せることはもっと素晴らしい
  2. 自尊心を自然なレベルに調整しよう
  3. それでも自信を高めたい?ならば獲得しよう
  4. インチキはしない

自分を実態以上に大きく見る必要もないし、そうしない方がいいです。その通りです。損しかないです。けど、必要以上に落ち込むことも違います。

自分に思いやりを持ちましょう。それが1番です。責めてもしょうがない。

最後は、仕事バカ…それとも、ワーク・ライフ・バランス? です。

この章の冒頭は野球選手としてはかなり優れていますが、それ以外に関しては全然ダメダメな方(ダメを通り越してドン引き)な話が書かれています。

正直、こんな人にはなりたくないですね。

そして、現代社会は困ったことに、成功したという明確な基準がない時代でもあります。もっともっと、と思ってしまえば、いくらでも叶う時代になってしまったので。

けど、自分はこの領域を犠牲にしたくないなあ、と思えばそこで歯止めをかければいいのです。そのバランスをどうしようかを考えないとですね。

とりあえず、自分の人生を選び、生きる科学的手順としては、計画を立てるもそうですが、

  1. 時間の使い方を追跡調査してみる
  2. 上司と話す
  3. 「To Do」リストには落とし穴がある。すべてを予定表にすること
  4. 自分が置かれた状況をコントロールする
  5. 一日を首尾よく、予定した時間に終えよう

うむ、トーコの場合は、予定した時間が遅すぎるのをやめた方がいいんだな。そんな気がしてきたぞ。でも、終わらんのだ、仕事。

最後に、著者は成功の秘訣は強みのスキルを最適な職場で生かすこと、周りをギバーに囲まれたギバーになること。

成功って結構面白くて、1つ成功すると、もうちょい頑張れよって言ってくれているような気がして、それでどんどん背中を押していき、また次の挑戦をする。トーコも社会人になってからずっとそれを繰り返してきました。

何となく、自分の体感が間違っていないんだな、ということを確認できた気がしました。

 

■最後に

成功って何だろうを再確認できる本です。意外と体感している方も多い気がします。本を読む人ならきっとわかる気がします。それだけ勉強熱心なんですから。

そうでない方も、何か法則ではないですが、行動のポイントを掴むことができると思います。

 

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